«
»

■外国ではルール通りにはいかない


日本ではよく「ルールですから」「決まりですから」とその範囲内でできることしか考えない事が多いです。


ルールを破る事はよくありませんが、
「臨機応変」という概念がないと、外国人相手に商談はできません。


市役所でもそうです。
ルール通りには行きません。
その時の状況判断でコトが進みます。


事例ですが、 ある国で海外口座を作る時、
ほとんどの方が作れませんでした。


通り一辺倒のやり取りでは無理です。
私がどうやって作ったかというと、
必要な書類のやり取りで、納税証明書やら現地に住んでいる証明など要求されました。

現地に証明なんてあるはずがない。
相手もわかって言っています。
本質は書類をもってこいではなく、作るのが面倒臭いのです。


こういう部分を見抜いて、「その言葉の裏にはどんな心理があるか?」を見るわけです。

「わかった全部足りないものを明日持ってくる。早く口座を開きたいので足りている部分だけ今から作成させてくれ」
と言いましたね。(そんなの明日用意できるわけがない。だって現地に住んでいませんし・・・)

相手は「OK.足りない書類については、あってもなくてもどちらでもいいから今から作りましょう」

要は交渉次第。
書類を揃えてから作りましょうとは言いませんでした。
こういうやり取りができるということが合格という意味なのです。


言葉のやり取り、切り返し方で相手を図ります。
ただの良い子ちゃんでは難しいかもしれません。
こういう発想はルールに縛られているとできません。

役所の許認可もほとんど交渉次第です。

なぜならば、日本と違い外国では現場に決定権が持たされているコトが多いからです。

「いやー上席に聞いてみないと・・・」
「私では判断できないので・・・」
日本のように、常に逃げれる体制もなければ、そんな感覚はありません。

なので、反対にトラブルがあった時に「上司を出せ」と言ったところで、
「私は上司だけど、その判断は私には関係ない。貴女と現場の問題。それは大変だったね」
と切り替えされて終わりです。


こういった部分の概念も日本企業が海外との交渉で日本式で考えるのでなかなか上手くいかない理由の一つです。


これは経験かもしれませんし、性格かもしれません。

ただし、打って響くし、上席にいちいち確認取りませんから仕事が早く、楽です、


«
»